本装置は、放送局マスターにおいてマスターアウト - ON AirまたはON Air - 1Segを比較監視する装置です。音声チェッカーはマスターアウトの音声を人間がモニタリングし、他方は本音声チェッカーにより自動監視することを目的としております。これにより放送局マスターでの音声監視の人間の負荷の低減を実現いたします。
【特長】
■ パソコンおよびパソコンの周辺装置の音声ボード等を使用することにより、低価格を実現
■ 新規に開発したアルゴリズムにより、デコーダ・エンコーダのタイミングやファイリング
時のタイミングの違いにより発生する音声のジッタを 吸収し正しく監視を行います。
■ エラーおよび無音状態が発生したときはBEEP音および接点によりお知らせします。
本装置は最大で8チャンネルの音声を比較監視する事が可能です。マスターアウトを基準信号としマスターアウト1、マスターアウト2、12セグ放送波、1セグ放送波をそれぞれステレオで監視する事が可能です。また、ラジオ・テレビで地域別差し替え放送を行っている各地点の復調送り返し信号をマスターアウトと比較する事も可能です。
【特長】
■ 4ch・6ch・8chの必要な入力チャンネルに合わせて構成可能
■ アナログ入力による、簡単・安価な構成
■ 入力間、チャンネル間において非同期な信号に対して監視が可能
本装置はCATV、IPTVが提供する多チャンネル番組の映像・音声の品質を自動監視します。登録されたスケジュールに従って、STBのチャンネルを順次切り替え、映像・音声に対して一重刺激評価(評価対象の映像のみから品質の評価を行う)を行い、品質異常を監視し、ログに記録します。これにより、すべてのサービスの品質状況を把握する事が可能。
【特長】
■ STBのチャンネルを順次切り替え、映像および音声の品質を自動監視
■ 映像および音声に対して一重刺激評価を行い、品質異常を監視し、ログに記録
多くの放送局のマスターではベースバンド信号をモニタリングして画像・音声の監視を行っております。監視者は上記のモニタリングと同時にOnAir・1Segの画音やデータ放送・字幕などのメタデータの監視も行う必要があります。一方で音声もステレオだけでなく5.1chサラウンド放送をはじめ、海外ドラマなどのバイリンガル放送など音声多チャンネルの機会が増え、より複雑な監視が必要となっております。本装置を導入する事により放送局のマスター監視の人間の負荷の低減を実現します。
【特長】
■ 人間がモニタリングした信号を基準とし比較監視をおこないます
■ ステレオ・5.1ch・バイリンガル放送(2ES ステレオ等)を判断し、自動的に比較する
チャンネルの切替を行います。
■ AES/EBU、SDI、RF(TS)入力に対応可能です。
■ オプションで字幕および映像の監視も可能です。
本装置は、データ放送の各ページを自動的に巡回し、データ放送が正しく表示されているかを監 視する装置です。通常、データ放送はDSM-CCデータカールセルによる伝送を行っており、このため受信機のメモリに蓄えられたデータは送出が止まっても電源を切ったり、チャンネルを変えない限り保存され、データ放送は表示されたままになります。このため、放送局マスターでは一定時間毎に監視者がリモコンを操作してデータ放送が正しく表示されているか確認をする必要があります。また、さらにモジュール単位まで確認する場合にはリモコンを使用し各ページ毎の確認が必要となります。
【データ放送監視の動作概要】
■ 記載された遷移パターンに従って各データ放送ページを自動的に巡回します。
■ 各ポイント毎で受信機にエラー画像が発生したかを検出します。
■ 指定したポイントで予め登録した画像と一致したかを検出します。
■ 指定したポイントおよび時間に天気・ニュースが自動更新されているかチェックします。